妙風庵由来 妙風庵とは、”不可思議な風が吹く小さな庵”を意味します。武道の技は、この不可思議な風のように、巧みに、善美を極める奥深い技であって、ある時は暴風の如く激しく、ある時はそよ風の如くさわやかに、空気が流れ動く如く、変化自在の技を求めます。そして、心は小さな庵に住む悟りを得た者の如く、心静かにして、深く己と己を取り巻く世界を知り、己を生かす道を求めます。このような武道を理想として求める場が妙風庵です。そしてこの武道を研鑽することにより、最終的には、人々を広く愛し、強い意志をもって、正義を貫く尚い志を武道を通して実践する意味が含まれています。 師範 村松幸龍 師範村松幸龍は武道家の家系に生まれ、幼少時より60年以上武術の道を歩んできました。22歳で宗家初見良昭師の門下生となり、以来受け継いだ流派の研鑽に励んでいます。古武術だけでなく、剣道、居合道、空手、沖縄古武道などにも習熟しています。現在は千葉県野田市で整体院を経営しながら、武術と医学の密接な関係に情熱を注いでおり、それは両分野へのより深い理解にも繋がっています。